2015/12/300 Shares

生理後の体調不良は、更年期による頻発月経+子宮腺筋症が原因の貧血だった。その治療と対策は?

検査結果

生理後の体調不良は、更年期症状のひとつかと思っていましたが、内科と婦人科で検査してもらった結果は、更年期による頻発月経 + 子宮腺筋症が原因の貧血でした。

女性ホルモンの減少(エストロゲン不足)が、生理周期の乱れ(頻発月経)を引き起こし、持病の子宮腺筋症により出血量が多いことが、生理後の体調不良=貧血の原因でした。

※頻発(ひんぱつ)月経とは? 生理周期が24日以下と短い状態

「更年期だから体調が悪いのかも?」と思っていた私が、重い腰を上げて、内科、婦人科に行ったきっかけと、その後の治療と対策を記録しておきます。

スポンサーリンク

更年期+子宮腺筋症が原因の貧血

生理日からその後1週間ぐらいが、めちゃくちゃ体調が悪く、簡単に言えば「使い物にならない状態」でした。
その時のことを書いたのがこちらの記事です。

関連ページ「生理後(月経後)の体調不良」原因と対策を考える

貧血検査をしたきっかけは友人との会話から

先日、内科で血液検査(貧血検査)をしました。検査のきっかけは、同世代の友人が『 体調が悪くて血液検査をしたら、貧血だった。』と言っていたから。

友人も更年期を疑い、あらゆる検査をして出た結果が「貧血」だったそうで、週に1回、点滴に通っているとのこと。私も「貧血かな?」と思いつつ、妊娠以降、血液検査をしたことがなかったので、まずは内科を受診しました。

もし、友人の話を聞かなければ、体調が悪くても「更年期だから、しかたない」と思い込み、検査を受けていなかったと思います。

関連ページこれって更年期?貧血?疲れやすい、だるい、階段をのぼると息切れする!

検査結果を見ながら、内科の先生が「子宮筋腫ある?もしかしたら、そっちが原因かな?」とひとこと。その一言がきっかけで、今度は婦人科を受診しました。

貧血の原因は子宮筋腫ではなく、子宮腺筋症だった

年1回の子宮がん検診にも行かなきゃ!と思っていたところだったので、婦人科で子宮がん検診(頸がんと体がん)をし、持病である子宮筋腫と子宮腺筋症の検査、そして更年期のホルモン検査(血液検査)をしてもらいました。

検査の結果は・・・「更年期+子宮腺筋症が原因の貧血」

子宮筋腫はとても小さいもので、筋腫が原因とは考えにくく、持病の子宮腺筋症による過多月経(生理時の出血量が多い)と、更年期による頻発月経(生理周期が短いこと)が原因でした。

更年期症状と貧血の症状はとてもよく似ていて、区別がつきにくいので、念のため更年期のホルモン検査もしてもらいました。

先生曰く、「まだ排卵しているので、閉経はまだまだ先。一応検査してみるけど、ホルモン値も異常ないと思う。」とのこと。(検査結果は3週間後なので現在のところまだわかっていません。)

もう49歳。閉経を心待ちにしているのに、まだまだ先と言われてガーン。

子宮腺筋症の治療と対策

子宮腺筋症の治療

子宮内膜症、子宮腺筋症の一番の薬は「妊娠」か「閉経」です。生理がこなければ、痛みも出血もないからです。

私は、それほど症状がひどくなかったので、鎮痛剤を飲みつつ、経過観察し、閉経待ちをしていた状態でした。でも、「貧血」になり、治療という選択肢もでてきたのです。

子宮腺筋症の治療はホルモン療法か手術

軽度の場合は、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌を抑えるホルモン療法(注射か飲み薬)、症状が重い場合は手術となります。

ホルモン療法は、更年期に減少するエストロゲンを薬の力で抑え、「閉経」と同じ状態にします。生理が止まるので痛みと出血はなくなりますが、閉経と同じような更年期症状がでたり、不正出血が続くなどの、副作用があると言われました。

子宮腺筋症の治療と対策

私が勧められたのは、注射ではなく、「ディナゲスト」という飲み薬です。
注射の場合、半年と使用期限が決められていますが、ディナゲストは期限なく服用できるので、閉経まで飲み続けることも、途中でやめて様子を見ることも可能とのこと。

ただ、ネットで検索してみると、ディナゲストの副作用として「太る、不正出血、頭痛、吐き気など」いろいろあるようです。(汗)

副作用については、個人差が大きいので、実際に治療してみないことにはわかりませんが、私の場合、49歳で閉経まで長くても2~3年?だと思うので、わざわざ薬で閉経を早める必要もないのかな?と思い、鉄剤を飲みながら経過観察することにしました。

但し、痛みや出血がひどくなったり、日常生活に支障がでる場合は、治療の可能性もありと言うことです。

関連ページディナゲスト体験記
2015年12月よりディナゲストを飲み始めました。効果と副作用の記録です。

貧血対策

鉄剤フェロミア

現在は、フェロミアと言う鉄剤を処方され飲んでます。飲み始めてから、数日で階段を上った時の息切れが少なくなり、怠さもだいぶ改善されました。

ただ、生理の後、また貧血症状が悪化するのか、現状維持できるのかは、わかりません。しばし経過観察です。

ヘモグロビン値と貧血症状

女性の場合、ヘモグロビンの基準値は 11.4~14.6g/dl。朝礼でクラクラと倒れてしまうのが貧血!と思いがちですが(謎)疲れる、冷える、息切れするなども貧血の症状です。「あれ?おかしいな。」と思ったら、即、血液検査へ。

ヘモグロビン値 症状
11.4以上 貧血なし
10~11.4未満 軽い貧血。食事で鉄分を補う
7~10未満 強い貧血。食事に頼らず、病院での検査・治療が必要
5~7未満 重症の貧血。直ちに医師に相談。

私の場合、ヘモグロビン値8.6なので、強い貧血、食事でなんとかなるレベルではないく、治療が必要です。

貧血治療と貧血予防の違いは?

一旦貧血になってしまうと、食事に気を付ける程度では、不足している鉄を補うことはなかなかできません。鉄分たっぷりの食生活は、あくまでも貧血にならないためのもので、予防と治療は違うのです。

「じゃ、鉄剤を飲めば、食事から鉄分を摂らなくてもいいの?」ってことではなく、「すでに食事でなんとかなるレベルではない。」と言うことです。

治療のために、鉄剤を服用し、今後貧血にならないように、食生活を改善することが重要!!です。

コンビニやドラックストアで手軽に買える、鉄分配合のドリンクや食品は貧血予防にはなるけど、貧血治療としては不足なのです。

さいごに

年齢的に「体調不良=更年期」と思いがちですが、更年期がきっかけとなる別の要因も考えられるので、自己判断せず、まずは病院の受診が必要だなと痛感しました。

会社勤めをしていない専業主婦は、年に1度の健康診断もないし、少しくらいの体調不良で病院に行くのも面倒だしと、つい自分のことを後回しにしたり、「一晩寝れば治るでしょ。」と若い頃と同じ感覚で、気楽に考えたりしがちです。

でも、人生の折り返し地点をすでに過ぎています。(たぶん。)自分が思うほど、身体は若くありません。信じたくないけど確実に老化しています。(涙)

45歳を過ぎたら、自分の身体メンテナンスが最優先です。私が友人の言葉をきっかけに病院を受診したように、この記事が「生理後、体調不良」と検索してここにたどり着いた方の、受診のきっかけになってくれたら嬉しいです。